DeepDiveフィールドワーク中の行動記録

DeepDiveプログラムのなかで大事なアクティビティにフィールドワークがあります。

普段の日常の場から飛び出し、国内外の場での自分がこれまで経験したのことのない日常の中に自分の身を置くことでまずは見えてくる新しい世界観に気づく。そしてこれを使って自分自身がこれまで持ってきた世界観を見つめ直す、というステップが潜水型ラーニングのファーストステップになると思っています。

この自身にとって初めての場所の日常を体験し、そのときに見たもの、聞いたこと、かいだ匂いや、味わった食事、現地の人たちと会話したときに思ったこと、道中考えたことを、あとから同じ温度感で引き出せるように記録するのが、DeepDiveでのフィールドワークで大事な方法になると思います。そのためにDeepDiveプログラムでは参加したメンバー全員にフィールドノートをつけてもらいます。

これと合わせて、チームの行動記録もGPSを使ってつけていき、その場その場で見たこと聞いたことを記録していく計画です。下の3枚の写真は、初回プログラム実施の候補地であるインドネシアのフィールドをメンバーの小原が視察した1日目朝の行動記録をGoogleEarth上に表示したもの。プログラム期間中のフィールドワークでの行動記録をこのようにビジュアル化すると、あとからグループワークで振り返りがしやすいかと思います。

遠隔からでも実際に小原が見た風景にかなり近いものがGoogle Earth上で見られるし、ストリートビューで移動した経路も確認できます。ある場所の道なりに特徴的なものがあったとき、例えばその地域特有の生産物を作っているところや、地域の学校があるところ、店が出ているところなどなど、その地域の社会の日常を特徴づけるようなものがあったときにも地図上に記録することができます。

工夫次第でたくさん活用する方法がありそうなメソッドです。


(書き手:クドウ)

Deep Dive

「潜水型ラーニングジャーニー Deep Dive」の情報発信ページです。

0コメント

  • 1000 / 1000